福島県の小鳥の森から自然情報をお知らせします。
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
初秋の花が咲き始めてきました

今年の8月は雨が多く、気温もそれほど上がっていないようです。

 

そんな中、小鳥の森では初秋を感じさせる草花が咲き始めていました。

 

シラヤマギク

秋に咲く菊の仲間の中では花びら(舌状花)がまばらなので、見分けやすいです。

 

オオヒヨドリバナ

ヒヨドリバナの仲間は近年分かれて名前が変わったようです。

ヒヨドリバナには3倍体 ( ヒヨドリバナ倍数体 )と2倍体があり、3倍体(倍数体)をオオヒヨドリバナ、2倍体をキクバヒヨドリというようになったらしいです。

従来のヒヨドリバナはオオヒヨドリバナになりました。

 

オトコエシ

オミナエシに似ていますが、黄色ではなく白い花が咲きます。

独特の香りがするので、ハエなどが花に集まってきていました。

どのような香りなのかは、実際に嗅いでみてはいかがでしょうか。

 

このまま秋を迎えてしまうのかちょっと心配ですが、着実に季節は移り替わっているようです。

 

 

オオミドリシジミに出会いました

本日、ネイチャーセンター前で小さなチョウを見つけました。

調べてみるとオオミドリシジミのようです。

 

オオミドリシジミは、コナラやクヌギなどブナ科の葉っぱを幼虫時代に食べるそうです。

小鳥の森は昔から薪炭林として利用されていたので、コナラやクヌギなどが主となる小鳥の森は、オオミドリシジミにとっては食べるものがたくさんある住みやすい森なのかもしれません。

 

ミドリシジミの仲間はとてもきれいな色の羽をしてるので、どんな色かと羽を広げるのを待っていましたが・・・・・

メスだったようで、意外と地味な色の羽でした。

 

*小鳥の森の園内は動植物の採集は禁止されています。捕まえずに、じっくり観察することで面白い発見に気づけるかもしれませんよ。

オオムラサキややってきました。

本日はとても暑く、福島市内では35度を超えたところもあるようです。

いよいよ夏本番に近づいてきたようです。

 

さて、今日はネイチャーセンターにオオムラサキが窓から来園しました。

 

窓のところにいたところをパチリと一枚撮らせていただきました。

 

その後保護して、野外へ逃がしてあげました。

 

ご存知のかたも多いかと思いますが、オオムラサキは、昭和32年に国蝶として指定されました。

タテハチョウの仲間では一番大きな種類になります。

 

幼虫はエノキなどの葉っぱを食べますので、もう少しすると、メスがエノキの樹に卵を産みに来る様子が見られるかもしれません。

 

なかなか見られる機会は少ないかもしれませんが、きれいなオオムラサキを観察しにいらしてみてはいかがでしょうか。

 

*園内での生き物の採取は禁止されていますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

ハイイロチョッキリ

本日、森を歩いていたところ、ハイイロチョッキリを見つけました。

 

本来ならばコナラの木の高いところにいると思うのですが、今回はポトンと落ちていました。

風にあおられて落ちたのか、それとも天敵に襲われそうになって、落ちて逃げてきたのか・・・・・・。

 

ハイイロチョッキリはコナラなどのどんぐりに卵を産むと、その枝を地面に切り落とします。

葉っぱのついた枝ごと、どんぐりが落ちているとハイイロチョッキリの仕業かもしれません。

 

毎年、ネイチャーセンターの前の道路にもたくさん落ちます。

だんだんハイイロチョッキリが卵を産む季節が近づいているのでしょう。

 

成虫に会う機会は少ないので、とてもうれしい出会いとなりました。

 

地面ではちょっとさびしいので、アジサイの上で写真を撮ってみました。

ちょっと小さいですが、長い口がとってもかわいらしい昆虫です。
地面もよく見てみると、いろいろな発見があるかもしれません。

 

アリジゴク

南東北も梅雨入りしましたが、今のところ、まだ本格的に雨が続く感じではありません。

もし、雨が降ってしまうと、あずまなどで雨宿りすることもあるかもしれません。

 

あずまやの中で足元をよく見るとアリジゴクが見つかることがあります。
 

今日あずまやを訪れてみると、中はさらさらした砂地のせいか、アリジゴクの巣がたくさん見られました。

このくぼみにアリ🐜が落ちるとアリに砂をかけて登れないようにして、捕まえます。

 

 

ゆっくり砂をどけていくと中からアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)が現れました。

砂と同じような色をしているので、かなりわかりずらいです。

 

ちょっと見やすいところで写真をとりました。

この大きな顎で落ちてきたアリを捕まえて、体液を吸うそうです。

なかなかの迫力でした

 

雨の季節となりましたが、ちょっと雨宿りの際に足元をご覧になるとアリジゴクに出会えるかもしれません。

 

*写真を撮った後は元のところに戻してあげました。

 

 

 

ゴマダラチョウが飛んでいます

気温が徐々に上がり30度を超す日もでてました。

ネイチャーセンター周辺ではゴマダラチョウが飛ぶようになりました。

特に晴れた日は食性のエノキ周辺でとても速いスピードで飛び回ってます。

まだ1頭しか見ていませんが、これから増えるのではないでしょうか。

 

(撮影するのも苦労するほど早い速度で飛んでいました。)

 

目が開きました

ネイチャーセンターで中継しているシジュウカラの続報です。

 

現在4羽の雛はスクスクと育ち、全て目が開きました。


 

羽根もだいぶ生えてきて、もうじき巣立ちを迎えるのではないかと思います。

 

巣の中で雛たちは、産座から出てうろうろしたり、羽をバタバタさせたりしています。

 

巣立つ場合は一気にみんなで巣から出るのわけではなく、一羽ずつ時間をかけて出て行きます。

いつ頃巣立ちを迎えるのか今から楽しみでもありますが、ちょっと寂しくも感じます。

 

 

 

巣立ちを迎えるころはまだ雛はしっかりと飛ぶことはできないことが多いです。

皆さんも誤って保護しないように注意してください。

目が開いていて、羽が生えていれば巣だちだと思いますのでご注意ください。

 

 

詳細は野鳥の会のホームページをご覧ください。

http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

 

白い花が目立っています

小鳥の森には、様々な樹種があります。

ちょうど今頃の季節は木々に咲く白い花が目立ちます。

 

ちょっと前まではウワミズザクラやホオノキの花がめだっていましたが、現在よく目立つのは、エゴノキの花です。

たくさんの花をつけています。また、マルハナバチの仲間もたくさん集まっていました。

マルハナバチの仲間はよっぽどのことがない限りは刺さない蜂なので、刺激をしないで、のんびりと観察してみてください。

 

その他にも、ヤマボウシやガマズミなどの花が目立ちました。

(ヤマボウシ 甘い実になると野鳥だけでなく、哺乳類のなかまも食べにくるようです)

 

(ガマズミ ちょっと前まではミヤマガマズミがさいていましたが、今はガマズミが最盛期です。とっても似ていますが、ガマズミのほうが花が咲くのは遅いようです)

 

 

この時期は不思議と白い花をよく目にするような気がします。

野鳥だけでなく木々の花にも注目して散策してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

すくすく育っています

小鳥の森のシジュウカラ情報ですが、現在スクスクと育っています。

 

だいぶ大きくなってきて、羽も生え始めました。

 

 

雛たちは、親の気配を感じると一斉に口を大きく開きます。

 

雛が大きくなってきたので、親鳥もだいぶ頻繁にエサを運んでくるようになっています。

 

雛は、食べた後にはすぐにフンをします。

そのフンは親鳥がくわえて遠くに捨てに行きます。

こんな様子を見られるのは今だけです。

 

 

残念ながら6羽いた雛ですが、現在4羽になっています。

自然は厳しいので2羽は残念ながら駄目だったようです。

 

この4羽が無事に巣立つと良いですね。

巣立つのは6月上旬頃だと思います。

 

 

 

シジュウカラの雛が誕生しました

一昨日から昨日にかけてシジュウカラの雛がうまれました。

7個の卵がありましたが、現在6羽の雛が誕生し、卵が一つ残っている状態です。

 

 

昨日はオスがイモムシを運んできて、メスに渡す様子などが観察されました。

 

 

現在、スクスクと育っていく様子を館内から見ることができます。

順調に育てば、6月上旬ころには巣立って行くと思います。