福島県の小鳥の森から自然情報をお知らせします。
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ヤマガラの抱卵がはじまりました

館内から観察しているヤマガラの巣箱ですが、3月26日から4月1日までに6個の卵を産みました。

4月1日の10時ころからはメスが卵の上に座り込み抱卵(卵を温める時期)を開始しました。

このまま温め続けると予定では4月15日前後にヒナが生まれるかもしれません。

順調に子育てが行くのを祈りたいと思います。

(4月1日朝の巣箱の様子:卵が6個ありました)

 

(4月1日10時ころから抱卵に入りました)

卵塊その2

ネイチャーセンター前の側溝の中から「カサッカサッ」と音がするので、ツグミが落ち葉をひっくり返して虫を探しているのかと思って見てみると、アズマヒキガエルが落ち葉の上を歩いていました。

 

 

側溝に落ちてしまい出られなくなったようです。

 

2月下旬には棚田(休耕田)でニホンアカガエルの卵塊が見られましたが、ヒキガエルも卵を産んでいるかと思い、毎年産卵する池を見てみると、やっぱりありました。

 

 

昨年の台風の影響で、池の8割ほどが土砂で埋まってしまい、開放水面がほとんどなくなってしまい心配していましたが、今年も無事産んでくれてひと安心しました。

カタクリ開花

3月19日、福島市では気温が21.4℃まで上がり、待ちに待ったカタクリが開花しました。

昨年と同じ日の開花。カワセミの小径、シジュウカラの小径(杉の沢)のカタクリ群生地では各20輪ほど咲いていました。

 

 

カタクリは気温が下がったり、夜は花を閉じてしまいますが、日中気温が上がると、きれいに花びらが反り返ります。なので、きれいな花を見るのであれば、お昼前後がおススメ。

 

今年の見頃は3月下旬ごろとなりそうです。

ヤマガラの子育て

小鳥の森でも小鳥たちの繁殖の季節がやってきました。

今年もネイチャーセンターの外壁にかけている巣箱をヤマガラが使ってくれています。

 

ネイチャーセンターの観察窓からは口いっぱいにコケをくわえたヤマガラが見られました。

 

 

今月12日に巣箱の中にコケ(巣材)を入れ始め、今も巣材運びの真っ最中。

 

巣箱の中にカメラを取り付けていて、ヤマガラの子育ての様子を室内のモニターを通して見ることができます。

 

巣箱内の様子(3月15日撮影)

 

今日(17日)、産座(卵を産むところ)の材料になる動物などの毛も運び始めたので、卵を産むのももうそろそろかもしれません。

もう少し先?

毎年この時期になると開花が気になるカタクリですが、小鳥の森に3か所あるカタクリ群生地では葉はたくさん出ています。中には花芽がついているものもいくつか見られました。

 

 

今日はお昼からみぞれが降り続け、気温も落ちて、冬に逆戻りしたような天気でした。

 

今年は暖冬の影響で昨年よりも開花が早くなるかと思いましたが、来週17日まで最高気温10℃ぐらいの日が続くので、開花はもう少し先でしょうか。

園内の野鳥

 ウグイスの初鳴きを2月16日に確認しました。

 シジュウカラやヤマガラのさえずりも始まっています。

 園内ではその他にもサクラの花芽を食べるウソやハギの種を食べるオオマシコ等を確認しました。

 給餌台ではヒマワリの種を食べにくるアトリやシメ、シジュウカラなどが頻繁に姿を見せています。

 天候が変わりやすい時期ですが、館内からも給餌台に来る野鳥をゆっくり観察できますので、

近くに立ち寄られた際にはバードウォッチングに来てみてはいかがでしょうか。

 

(ウソ:サクラの花芽を群れで食べていました)

 

(オオマシコ:4羽でハギの種を食べていました)

 

(トラツグミ:散策路脇から飛び出し、近くの切り株で姿を見せてくれました)

 

卵塊

今年も棚田(休耕田)ではニホンアカガエルの産卵が始まりました。

 

毎年この時期になると、小鳥の森でも透明のゼリーに包まれたような黒い卵の集合体(卵塊)が見られるようになります。ただ今年は暖冬の影響もあって、これが見られるのもやや早め。例年だと3月上旬〜中旬にかけて見られます。

 

今現在、卵塊は2つ。今年はいくつ産んでくれるでしょうか。

 

 

※福島市小鳥の森では動植物の採取は禁止しております。

目覚め

昨日、今日ととても暖かく、今日の福島市内の最高気温は17℃予報でした。

これほど気温が上がると成虫で越冬している虫たちも動き出しているはず!と思っていたら、ネイチャーセンター付近でナナホシテントウが歩いていました。

 

 

ナナホシテントウは幸せの象徴とも言われています。

個体によっては翅の黒い紋(星)がきれいなハートマークになっているものもいます。それも幸せを運ぶと言われる所以になっているのかもしれませんね。

 

この個体も若干ではありますが、ハートマークに見えるでしょうか。

 

 

ナナホシテントウを見かけた際は、きれいなハートマークがあるか、ぜひ観察してみて下さい。

珍しいお客さん

小鳥の森では水辺が少ないため、水辺の鳥を観察する機会は多くありません。

 

秋や春の池の凍らない時期に、カワセミの小径の終点にある五本松沼でカモ類が見られるか、ネイチャーセンター脇のザリガニ池やお春沼でカワセミを見ることがあるぐらいです。

 

例年、今の季節、池の水が凍っているため、なおさらそれらの鳥を見ることはありませんが、小鳥の森としては珍しいお客さんの姿が見えました。

 

 

ダイサギです。脚を小刻みに揺らしながらエサを探していました。

 

阿武隈川ではもちろん普通に見られますが、森の中の池までやってくることはあまりありません。

 

今冬はダイサギを見る機会が多くありましたが、それは暖冬も大きく影響しているのかもしれませんね。

 

最近の野鳥情報

雪の少ない冬ですが、野鳥は園内で一日に平均約30〜40種類の確認をしています。

1月前半に確認した野鳥を下記に記します。

 

2020年1月前半の野鳥情報(順不同)

アオサギ、マガモ、トビ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、キジ、キジバト、カワセミ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、オオマシコ、ベニマシコ、ウソ、イカル、シメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コジュケイ、ガビチョウ(計47種)

 

※冬は野鳥にとってエサが少ない時期です。観察する際には追い回さない、

 近づかない、道以外の場所には立ち入らないなどマナーをもって行動しましょう。