福島県の小鳥の森から自然情報をお知らせします。
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アリジゴク

南東北も梅雨入りしましたが、今のところ、まだ本格的に雨が続く感じではありません。

もし、雨が降ってしまうと、あずまなどで雨宿りすることもあるかもしれません。

 

あずまやの中で足元をよく見るとアリジゴクが見つかることがあります。
 

今日あずまやを訪れてみると、中はさらさらした砂地のせいか、アリジゴクの巣がたくさん見られました。

このくぼみにアリ🐜が落ちるとアリに砂をかけて登れないようにして、捕まえます。

 

 

ゆっくり砂をどけていくと中からアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)が現れました。

砂と同じような色をしているので、かなりわかりずらいです。

 

ちょっと見やすいところで写真をとりました。

この大きな顎で落ちてきたアリを捕まえて、体液を吸うそうです。

なかなかの迫力でした

 

雨の季節となりましたが、ちょっと雨宿りの際に足元をご覧になるとアリジゴクに出会えるかもしれません。

 

*写真を撮った後は元のところに戻してあげました。

 

 

 

ゴマダラチョウが飛んでいます

気温が徐々に上がり30度を超す日もでてました。

ネイチャーセンター周辺ではゴマダラチョウが飛ぶようになりました。

特に晴れた日は食性のエノキ周辺でとても速いスピードで飛び回ってます。

まだ1頭しか見ていませんが、これから増えるのではないでしょうか。

 

(撮影するのも苦労するほど早い速度で飛んでいました。)

 

ゴマダラチョウの産卵

小鳥の森のネイチャーセンターすぐ脇にエノキの木が生えています。

 

エノキは国蝶のオオムラサキの幼虫が食べることで有名ですが、コマダラチョウの幼虫もエノキの葉を食べます。

 

最近オオムラサキやゴマダラチョウのメスがよくエノキの周辺飛び回っているので観察していると、ゴマダラチョウの産卵を見ることができました。

 

 

ちょっとわかりづらいのですが、チョウのお尻先にある水色の丸い粒がゴマダラチョウの卵です。

 

ゴマダラチョウはてっきり葉っぱに産みつけるものだと思い込んでいましたが、枝にタマゴを産みつけていました。

 

コマダラチョウはこの後産まれ、エノキの葉っぱを食べながら幼虫のまま冬を越します。

 

 

 

 

 

ゴマダラチョウがやってきまして

今日・明日で小鳥の森では子供達のキャンプ教室が開催されます。
さて、その準備のためにテントを天日干ししていると、テントにチョウが飛んできました。

 

 

調べてみるとゴマダラチョウのようです。

しばらくテントの上で口を伸ばしてなにかを吸っていましたが、あっという間に飛んで行ってしまいました。

 

これからも暑い日が続きますので、昆虫たちも活発に動くのではないでしょうか。

 

*園内では動植物の採集は禁止されております。

 

 

 

 

キマダラヒカゲ
本日は、天気も良く、ちょっと汗ばむような気温でした。
気温が上がったせいか、散策してみると色々なチョウと出会うことができました。

今日出会ったチョウの中で、とても似ている2種類がいたので、紹介したいと思います。
どちらもキマダラヒカゲと名前がついています。

2枚の写真の違いはわかるでしょうか?

1枚目



2枚目


1枚目はサトキマダラヒカゲで、2枚目がヤマキマダラヒカゲです。

ほとんど同じ模様なので、飛んでいる姿ではなかなか見分けることができないでしょう。

さて、問題の見分け方です。
文章で伝えるのが非常に難しいのですが、体に一番近いところにある3つ丸い模様に注目してください。

3つ並んで付くようになっているのがサトキマダラヒカゲです。
一方ヤマキマダラヒカゲのほうは、2つ並んで1つだけちょっと離れたようになっています。


その他にも、カラスアゲハやクロヒカゲなどと森の中で出会えました。

野鳥も良いですが、たまには昆虫観察などはいかがでしょうか。









 
オサムシ現る!
本日の小鳥の森は、朝の気温が10℃を超え、雨模様ですがとても暖かく感じます。
この気温に誘われてか、2月と言うのにオサムシが現れました。




オサムシは羽が退化して飛ぶことができない肉食性の昆虫です。
成虫で朽木の中などで越冬することが知られています。
小鳥の森でも夏から秋にかけてよく見かけますが、この時期にオサムシが地面を歩いているのは初めてではないでしょうか。

シジュウカラやホオジロのさえずりも聞こえ、まるで春のような2月となっています。



 
サシガメの食事
昨日森の中を歩いているとサシガメを見つけました。
サシガメは肉食性のカメムシの仲間になります。

名前の通り見事に獲物に口を突き刺している場面でした。


ちょっと衝撃的に見えますが、皆さんよくご存知のアメンボやタガメ、ミズカマキリなどもカメムシの仲間で同じように獲物に口を突き刺して体液を吸います。

森の中をゆっくり、じっくり歩いてみるといろいろな発見に出会えます。


 
スズメバチに注意してください
9月に入り、スズメバチの活動が活発になっています。
散策する際には注意してください。
特に、ナラ枯れの原因のカシノナガキクイムシが出た痕から樹液が出て、そこにスズメバチ等が集まります。
樹液が出ているところでスズメバチを見かけたら、刺激を与えるようなことをせずに、数m離れて静かにその場から離れてください。



近くに巣があると攻撃してくることがあります。
特にオオスズメバチなどは地面や木の洞に巣を作るので見つけにくいです。
散策コースから外れると気づかないうちに蜂の巣に近づくかもしれませんので、むやみにコースから外れることのないようにしてください。

本日園内を歩いていると、チャイロスズメバチを発見しました。



チャイロスズメバチは変わった生態を持っています。
自分で巣を作るのではなく、キイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取って自分の巣にしてしまいます。
乗っ取るような生態の持ち主なので、他のスズメバチに比べると生息数は決して多いとは言えないようです。(乗っ取る相手が多くないと生きていけないので)

チャイロスズメバチは隣県の栃木県や群馬県、埼玉県などでは絶滅の怖れのある生き物の一つに指定されています。

ちょっと怖い生物ですが、人間が気をつけ、蜂との距離などを考えることによって事故は減らせると思います。
散策する際に蜂にであったら、手で振り払ったり、走って逃げたりせずに、静かにゆっくりと行動するようにしてください。



 
クサキリを見つけました
本日、福島市小鳥の森園内の旧棚田付近を散策していると、クサキリに出会いました。

東北地方にはヒメクサキリが多いようですが、
羽の先が丸いことと脚の色が黒(こげ茶色にも見えますが)なのでクサキリではないかと思います。

クサキリは雑食性で、イネ科の葉や種子、他の昆虫などを食べるそうです。
ただし、肉食性の強いヤブキリやキリギリスのようにギザギザの鋭い毛の生えた前足ではありません。



9月に入り、バッタの仲間も成虫になり、草むらでたくさん鳴き始めました。








 
雨の中のカマキリ
夏も終わりになってきました。
雨模様で、気温の低い日も多くなってきています。

本日雨の中を歩いてみると、カマキリの成虫を発見しました。



(写真:ボランティア佐久間さんより提供)

カマキリを観察してみると、雨の中でも獲物がくるまでじっとしていました。
近くの草むらにはイナゴなどがいましたが、上手に捕まえることができたのでしょうか。

最近は野鳥のさえずりも少なくなりちょっと寂しい感じですが、足元に注意すると色々な生き物が生息しているようです。