昨年は3月4日、一昨年は2月27日に産卵を確認しましたが、今年は3月に入っても一向に卵が確認できません。
今年は卵を産んでくれないのかと心配になり始めた頃、ようやく卵が確認できました。
ニホンアカガエルは上の写真のように複数の卵を一塊で産みます。この一塊を卵塊(らんかい)と呼びます。
その卵塊の数はなんと44個。今まで観察している中では最も多い数でした。
(注:小鳥の森での生き物の採集は禁止です。また、定期的に卵塊の数を調査しています。)
旧棚田(田んぼ跡地)に産まれたニホンアカガエルの卵塊
ネイチャーセンターではニホンアカガエルの紹介とともに卵塊を展示しています。
オタマジャクシからカエルになるまでの期間、展示予定です。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
1月6日〜3月31日の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径を通行止めといたします。旧棚田も通行止めに区間にあるため、現在立ち入りはできません。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
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シジュウカラやヤマガラは森の中に設置している巣箱の様子が気になるよう。エナガがつがいで巣材運びをする様子も見られました。
そんな森の中を歩いていると、地面から何かが飛び出しました。すぐにチョウとはわかりましたが、春先に活動し始めるアカタテハ、ルリタテハ、ヒオドシチョウなど成虫の姿で越冬するチョウのどれなのかは見分けられず。
見えるところにとまったので、ゆっくり近づいてみると・・・
ルリタテハでした。
広げた羽に陽の光が当たり、一筋の瑠璃色模様が輝いていました。
もう少し近づこうとしたら、気づかれてしまいパッと翅を閉じてしまいました。
翅の後ろは表と違って、枯れ葉のような色合いです。
これから気温が上がるにつれ、いろいろな生き物が活動し始めるのが楽しみです。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径を通行止めといたします。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
]]>昨日はオオバヤシャブシに集まっていましたが、今日はスギの木に。
ネイチャーセンター下を流れる沢では水を飲みに降りていました。
また、ネイチャーセンター付近では時折ミヤマホオジロが見られる時があります。いつもオス1羽だけなので同じ個体でしょうか。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径を通行止めといたします。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
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小鳥の森では雪が積もるとアスファルトの道を人一人が
通れるぐらいの幅だけ除雪します。と言っても今回の積雪は約20cm。開通させるのはなかなか大変でした。
それにしても今年は雪が多すぎます...
苦労するのは人間だけでなく鳥も同じ。
雪が積もっていない水辺や除雪したアスファルト道で必死にエサ探しをする野鳥で大にぎわいでした。
今日確認できた種は、いつもよく見られるシジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、エナガ、ツグミ、シロハラ、カシラダカ、ヒヨドリに加え、ルリビタキ、トラツグミ、ベニマシコ、ミソサザイ、ミヤマホオジロなど普段あまり見られない種類も姿を見せてくれました。センターの窓から一日に見られる数としては最大級。2022年2月22日は「スーパー猫の日」らしいですが、ネイチャーセンターは「スーパー小鳥の日」になりました。
トラツグミ
ベニマシコ
ミソサザイ
ミヤマホオジロ(Sさん(来園者)ご提供)
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
2022年2月5日〜27日の期間、シジュウカラの小径を、1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径を通行止めといたします。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
]]>参加者は計11名。最初に室内で野鳥の種類、季節区分、住んでいる環境など基礎的なレクチャーと双眼鏡の使い方を説明した後、野外でのバードウォッチングを行いました。
心配された雨や風の影響はなく探鳥日和でした。
まず、オオバヤシャブシやピラカンサなどの鳥のエサとなる種や実の説明も交え、広場でシジュウカラやツグミを観察しました。
途中、カケスの群れやアオゲラのさえずり、ウグイスの地鳴きを確認し、かんさつ広場に向かいました。
かんさつ広場ではカシラダカの10羽ほどの群れが地面で採餌していました。枯れ葉の上にいるカシラダカは肉眼では全く分からず、双眼鏡を使って参加者全員熱心に探しました。
最後に、今回見られた鳥の種類の確認をして終了。約1時間で計17種の野鳥が観察できました。
確認種:トビ、ノスリ、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、シメ、カケス、ハシブトガラス(計17種)
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草地でカシラダカの姿が見られたので、観察していると近くでカシラダカとは別の動きをするものが。
ルリビタキ(メス)でした。
いつもは森の中で出会うルリビタキですが、明るく開けた草地に出てきてくれました。
また、ネイチャーセンター脇の池にはマヒワが水を飲みにまたやってきました。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
2022年2月5日〜22日の期間、シジュウカラの小径を、1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径を通行止めといたします。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
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自然観察路は立ち入ることができませんが、アスファルト道沿いでもいろいろな野鳥が観察できます。
ジョウビタキ(2022年2月11日撮影)
カシラダカ(2022年2月11日撮影)
マヒワ(2022年2月11日撮影)
ミヤマホオジロ(2022年2月10日撮影)
シジュウカラやヤマガラのさえずりに加え、アオゲラのさえずりやドラミングも聞こえてくるようになりました。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
2022年2月5日〜22日の期間、シジュウカラの小径を、1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径を通行止めといたします。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
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樹上にとまるマヒワの群れ(2022年2月1日撮影)
彼らの目的は水飲みと水浴び。
ネイチャーセンターの脇にある池の縁や池に流れ込む浅い沢に集まります。
いつもは樹上にいるマヒワですが、水浴び、水飲みの前後で近くの木にとまるので、地面から3mほどの高い場所にあるネイチャーセンターの窓からですと比較的近くで見られることもあります。
冬枯れの木にマヒワの群れがとまると黄色い花が咲いたようで綺麗でした。
]]>今回は冬芽と一緒に葉痕(ようこん)も観察しました。
冬芽とは木が葉を落とし休眠状態の時期に枝につく小さな芽のことで、春の芽吹きまで冬の寒さや乾燥から葉や花を守る大事な役割を担っています。葉痕は葉のついていた痕で、冬芽の真下にあり、木の種類によっていろいろな顔のように見えておもしろいものです。
冷たい風が吹く中でしたが、「これは?これは?」と次から次へとたくさんの冬芽・葉痕を見つけてくれました。
観察会の様子
ガマズミ
リョウブ
アオハダ
アジサイ、ガマズミ、リョウブ、アオハダ、マルバアオダモ、ヤマウルシ、ホオノキ、トチノキ、コナラ、クヌギなど10種類以上もの冬芽、葉痕を観察できました。
]]>固くなった雪の上にはいろいろな動物の足跡が。
ふらふらと歩くような足跡のホンドタヌキ。
ホンドタヌキの足跡
こちらは「ケンケンパ」をしているようです。
ニホンノウサギの足跡
なぜか同じところに足跡が集中していました。何かあったのでしょうか。
ニホンアナグマの足跡
足跡を見ると、ついつい「誰の?」と見てしまいます。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
2022年1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径は通行止めといたします。
ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
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また、アトリもしばらく見ないうちにオスの頭の黒さが増し、夏羽に換わってきていました。
夏羽に換わったといっても、アトリは羽が生え換わるわけではありません。冬羽の先が擦れて羽の基部の黒色部分が目立つようになるのです。そのため、個体による違いは大きいかもしれません。
まだまだ寒さは厳しいですが、着実と季節は進んでいるようです。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
2022年1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径は通行止めといたします。
ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
]]>アスファルトの道は凍結し滑りやすいところもありますので、ご来園の際は十分ご注意ください。
さて、森の中を歩いていると「ゲッゲッ」という声が聞こえてきました。上を見上げると・・・
青い後ろ姿!
しばらくすると降りてきてくれました。
正体はルリビタキ。鮮やかに青い綺麗なオスでした。
※福島市小鳥の森では森林再生事業(ふくしま森林再生事業)を行っています。
2022年1月6日〜3月中旬の期間、カワセミの小径、ホオジロの小径は通行止めといたします。
ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、安全確保のためご理解の程よろしくお願いいたします。
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さて、年末年始のお知らせです。
ネイチャーセンターの年末年始の休館日は令和3年12月29日(水)〜令和4年1月3日までとなっております。
来年は寅年。今年最後にトラツグミが姿を見せてくれました。年末のごあいさつにでも来てくれたのでしょうか。
今年も福島市小鳥の森をご利用いただきありがとうございました。
来年も皆さまのご来園を心よりお待ちしております。良いお年をお迎えください。
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雪が降って鳥たちの動きも変わったのかネイチャーセンター周辺だけでもたくさんの鳥が見られました。
カシラダカの5-6羽の小群は朝から夕方まで居ついており、来園された方もゆっくり見ることができました。
カシラダカ
また、アオハダの赤い実にはヒヨドリやツグミ類、ムラサキシキブの紫色の実にはジョウビタキの姿も。
実にもたくさんの鳥が集まっていました。
ヒヨドリ×アオハダ
ジョウビタキ×ムラサキシキブ
他にはエナガの群れと行動するキクイタダキや木をつつくアカゲラなども確認でき、朝から鳥でにぎわうネイチャーセンターとなりました。
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鳥たちがいつもとは違う様子で激しく騒いでいたら、近くに天敵の猛禽類などがいる可能性があります。森の中は葉が落ちて鳥の姿を見つけやすい季節になりましたが、音にも気を配ると様々な発見につながりますよ。
その後、ハイタカは何も狩らずに去っていきました。
今回はシジュウカラとヤマガラを助け、ハイタカの狩りを邪魔した結果になってしまいましたが、ハイタカもエサを取るために日々必死に挑んでいます。
ちなみに毎月実施している「森のたからもの探し」の今月の缶バッジのイラストはハイタカです。まだ手に入れていない方はお早めに!
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