福島県の小鳥の森から自然情報をお知らせします。
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ホイホイホイ

森の中で「ホイホイホイ・・・」と声が聞こえてきました。

 

その正体は・・・

 

 

 

 

毎年夏になると小鳥の森にやってくるサンコウチョウです。

 

基本的には姿を見ることが難しい暗いスギ林の中にいるのですが、たまに明るい広葉樹林へ出てくることもあります。

 

ただ、この時期は生い茂った木の葉がその姿を覆い隠してしまいますし、枝とオスの長い尾羽が紛らわしく見つけにくい野鳥です。

 

サンコウチョウが森にやってくるのは他の夏鳥と比べて少し遅く、安定して声や姿を確認できるのは5月下旬〜6月上旬ごろ。キビタキやオオルリのようにまだ林内がすっきりとした4月下旬ごろにきてくれたら、もう少し目にする機会が増えるのに...と少し残念な気がします。

 

ですが、今年もこの森にきてくれて一安心です。

水辺の戦い

水辺ではトンボ類が飛び交う季節になりました。

 

トンボの中には、オスが自分のなわばりを持っていて、そこに入ってきた他のトンボを追い出す種が多くいます。

 

なわばり争いの方法はすばやく追いかけ回したり、ホバリング(空中の1点で停止して飛んでいる状態)しながらにらみ合いをしたりとさまざま。

 

今日も朝から休耕田の上では、シオヤトンボの激しいなわばり争いが繰り広げられていました。

 

シオヤトンボ♂

 

一方、水際ではニホンカワトンボのなわばり争いも見られました。普段からひらひらと穏やかに飛ぶトンボなので、シオヤトンボのスピードにはおとりますが、なわばり争いの必死さに違いはありません。

 

ニホンカワトンボ♂

 

シオヤトンボとニホンカワトンボはトンボ類の中でも羽化時期が早く、この辺りでは5月上旬には成虫が羽化します。これからは初夏のトンボが見られる季節。来月にはオニヤンマの姿も見られるようになるかもしれませんね。

ヤマガラの子育て(巣立ち:5月3日分)

5月2日の日中、ヒナたちは巣箱の中で元気に動き回っていましたが、

16時から16時半ころまでに5羽のヒナが親鳥に促されて次々と巣立っていきました。

中には意外と上手に飛ぶヒナもいました。

親鳥は巣立った後の巣箱にヒナがいないことを確認すると、周辺で鳴いているヒナを探しエサを与えていました。

 

これから親鳥からエサの取り方などを教わります。

巣立ちしたばかりのヒナは上手に飛べず地面にいることもありますが、近くには親鳥がいます。

ヒナを見つけてもそっと見守ってください。

今年の5羽のヒナが成長するのを祈っています。

(ヒナが全部巣立ち空になりました)

 

ヤマガラの子育て(5月2日分)と野鳥情報

5月に入り、急に暑い日になりました。

2日は福島市で32度を超えています。

この暑さの中、ヤマガラのヒナは巣箱内で元気に動き回ったり、羽ばたきをしたりしています。

産まれてから18日が経過しました。いつ巣立ってもおかしくありません。

(羽ばたき練習をしているヒナがいました)

 

小鳥の森では5月1日にアカハラ、エゾムシクイが確認できました。

すでに確認したキビタキやオオルリ、クロツグミなどの綺麗なさえずりも聞こえていました。

キビタキやコサメビタキなどのオス同士の縄張り争いも見られました。

冬鳥のツグミやマヒワ、シメ、キンクロハジロなどもまだ見ることが出来ました。

(エゾムシクイが「ヒーツーキー」と鳴きながら虫を探していました)

 

(アカハラが広場でエサを探していました)

 

(ヤブサメが地面でエサを探していました)

 

(池にキンクロハジロが1羽だけいました)

 

ヤマガラの子育て(もうそろそろ?)

孵化後17日が経過したヤマガラのヒナたち。3日前から目が開き、とてもかわいらしくなってきました。

 

(5月1日 8:25 撮影)

 

巣箱の中では羽を伸ばしたり、羽繕いをしたり、羽ばたく練習をしたりと、数日前とはうってかわって、落ち着かない様子です。昨日は1羽が産座から出ていました。

 

親鳥もエサをくわえたまま、外でブルブルと羽を震わせて、巣立ちを促しているよう。

 

 

もうそろそろ巣立ちでしょうか。

ヤマガラの子育て(ヤマガラ対スズメ)

ヤマガラのヒナも日に日に成長し、体全体に羽が生えそろってきました。

 

 

 

今日もいつもと変わらず、両親ともせわしなくヒナへエサを運んでいましたが、2羽とも巣箱に入って何かを警戒している様子。オス、メスともエサを運びますが、普段は1羽ずつ巣箱に入り、ヒナにエサをあげることがほとんど。2羽とも巣箱の中にしばらくいることは珍しいことです。

 

 

しばらくし、巣箱から出てきたと思ったら、なんとスズメでした。

 

 

ヤマガラは巣箱の入り口に止まっていたスズメを追い払おうと警戒していたのです。

 

スズメはツバメの巣を乗っ取ることがあるようですが、ヤマガラの巣も乗っ取ろうとしていたのでしょうか。

その後も何度か近くに様子を見に来ていたので、今後が心配です。

ヤマガラの子育て(4月23日分)と夏鳥情報

ヤマガラの5羽のヒナはだんだんと羽も生えてきて、上から見ると灰色の羽でおおわれてきました。

親鳥がエサを運んでくるとヒナは一斉に嘴を開けてエサを貰っていました。

(4月23日の様子)

 

 

先日の嵐のあと一気に夏鳥が入ってきたのか朝、散策してみるとキビタキやオオルリ、センダイムシクイ、コサメビタキなどが森でさえずっているのを聞くことが出来ました。また今朝はサンショウクイの姿も確認しました。

(キビタキが鳴いていました)

 

(チヨチヨビーとセンダイムシクイが鳴いていました)

ヤマガラの子育て(4月21日分)と夏鳥情報

ヤマガラの子育ての様子はヒナは順調に成長しています。

翼に生えかけていた羽も小さいですが翼全体に生え、背中にも薄く覆い始めていました。

今日は天気が穏やかなため親鳥も頻繁にエサを運んでいました。

 

 

 

 

今日は雨が通りすぎ天気も穏やかなせいか園内ではキビタキ、オオルリ、コサメビタキ、センダイムシクイが初認となりました。

すでに確認しているヤブサメもさえずりが聞こえています。

夏鳥には小鳥の森を立ち寄るだけのものもいますので、今後夏鳥を見る機会が増えてくるのではないでしょうか。

(オオルリがきれいな声でさえずっていました)

 

(コサメビタキが木の中を細かく動いては独特な複雑なさえずりをしていました)

 

 

 

 

ヤマガラの子育て(4月19日分)

新型コロナウイルスの影響で5月6日まで臨時休館となりましたのでブログにて観察しているヤマガラの子育てをご報告していきたいと思います。

ヒナの成長を楽しみにネイチャーセンターへ来られていた皆様には大変申し訳ありませんがご理解とご協力をお願い致します。

 

本日の様子ですが、巣内ではヒナ5羽が元気に成長し、体の大きさも卵の2倍近くまで成長しました。背中や翼にも僅かですが羽が生え始めています。

親鳥も何回もイモムシを運びヒナに与えていました。

今後は体の羽がどんどんと生えてくるので親鳥と似ている姿へと成長していくのが楽しみです。

 

 

春の野鳥情報

4月中旬になり20度を超える日も出てきました。

館内から観察しているヤマガラの巣箱は5羽のヒナが生まれ元気に親からエサを貰っています。

このまま順調にいけば4月末から5月上旬には巣立つと思います。

(5羽のヒナが元気に成長しています)

 

また小鳥の森ではヤブサメやアマツバメを見ることが出来ました。

昨年の4月17日から19日にかけてはキビタキやオオルリなどの夏鳥が確認されましたが、今年はいつ飛来するのか気になるところです。

 

(アマツバメが11羽上空で飛んでいました)